This Category : 本のこと

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2011.01.02 *Sun*

電子書籍

前にも書いたけど、iPod Touchを買ったのは電子書籍を読みたいな~と思ったから。本を読むのは好きだけど、買った本を締まっておく本棚がもういっぱい。図書館で借りれば良いのだろうけど、借りに言ったり返しに行くのが面倒。なので、電子書籍って良いかも?ってね。
その時は世の中にどの位電子書籍が出回ってるのかとか全然わからずに「まあ、そこそこあるんじゃないの~」と軽く考えて良く調べずにiPodを購入。さて、どうやって本を買えばいいのかな?iTune Storeで買えるのかな?と思ったらなんか無いみたい。色々調べると、出版社とか印刷会社が電子書籍のサイトを運営してるらしい。そこで、どこに登録しようかな~と考えたのだけど、なるべくいっぱい本があるところがいいな、ということで、大手出版会社が共同で立ち上げた「「電子文庫パブリ」というところに登録。早速アプリをiPodに入れて、さて何の本を買おうかな~。でも、いざ買おうとなると読みたい本が特にない!やっと「あっ、あの本が読みたかったんだ」と思って検索するとその本は無かったりとなかなか買う本が決まらない。
でも、せっかくだからなにか読みたいな~と「金沢」の文字に吊られて、十津川警部シリーズの「金沢歴史の殺人」を購入。通勤時に読んでみました。1画面の文字数が少なくて、すぐページをめくらなくちゃいけないという事はあるけど、片手で持って親指でページをめくれるのでラクチン。あっという間に読み終えちゃいました。

お話は、金沢と東京の両方で起きた殺人事件を金沢の観光地を紹介しながら解決して行くというおなじみの感じかな。

金沢歴史の殺人 (双葉文庫)金沢歴史の殺人 (双葉文庫)
(2004/07)
西村 京太郎

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一度ラクチン読書を経験すると通勤時に本が無いとちょっと寂しい。と言うことで2冊目を購入。またまた特に目的もなく「浅見光彦殺人事件」を購入。本当は一番最初の浅見光彦の事件を読みたかったのに、間違えて買っちゃいました。でもまあ、TVでおなじみの「浅見光彦」だからと思っていたのに、なんだかちょっと違う。TVで観てる警察に正体がばれて「おそれいりました~」って言うお決まりのシーンも無いし、話自体が被害者の娘の視点で進んで行っていて、光彦があまり出てこない。最後にその理由が明らかになるのだけど、それはネタバレになるので書きません。最後の結末を知った後、もう一度読み返したくなるお話でした。でも、次回は正統派浅見光彦を読みたいかな。

浅見光彦殺人事件 (角川文庫)浅見光彦殺人事件 (角川文庫)
(1993/03)
内田 康夫

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さて、次は何を読もう。また探さなくちゃ。
読みたい本が全て電子化されるのはいつなのかな~。
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2010.09.08 *Wed*

告白

映画を観たかったけど行けないみたいだからとゆずが「告白」を買って読んでいたので、貸してもらって読んだ。
それぞれの章が登場人物の『告白』で話が進んで行くというちょと変わった構成のお話し。

中学1年の終業式の日、シングルマザーの女教師が、娘をクラスの生徒に殺されたと告白するところから始まり、少年法に守られるであろう犯人二人を警察に突き出す事をしない代わりに、ある方法で復讐します。
その復讐方法の残忍さにより壊れて行く少年Bと道を更に踏み外して行く少年A。

この話に主人公がいるとしたら娘を殺された女教師と犯人の少年Aなのかもしれないのだけど、読み終わった時に感じたのは「これは母親のお話だな~」と言うこと。
一人目は娘を殺された母親。犯人を突き止めても犯人は法に裁かれる事のない13歳の少年である事から、持って行き場のない気持ちを歪んだ復讐という形に変えてしまう。
二人目は犯人の一人少年Bの母親。優しくていい子と思っていた我が子が殺人を犯したと知っても、友達にそそのかされて手伝っただけ、なんてかわいそうな子(死んだ子ではなく自分の子が)としか考えられない母親。変わって行く息子を見て自分が育て方を失敗したんだと考えてしまう。子どもの本当の気持ちをわかろうとしない母親。
そして3人目は少年Aの母親。この母親は少年Aの告白の中でしか登場しないのだけど、自分が夢を諦めなくちゃいけないのは子どものせいだと考え子どもを虐待し、最後は子どもを捨て自分の夢を選んでしまった母親。少年Aは母親との唯一の繋がりである科学の才能を使って注目を浴びる事により、自分を捨てた母親に気付いてもらおうとする。気付いてもらえないためにどんどんエスカレートしてしまった。

読んだ後はとっても苦しくなる。自分ももうすぐ中学生になる男の子の母親。自分にも重なるところがあるかな?と考えてしまう。でも、これを映像にするとどうなったんだろう?ととっても気になりだしたので、映画を見てみたくなりました。で、いつも行くシネコンを見ると、もうやってない。え~、終わっちゃったのか。。。と公式HPで上映館を見てみると。渋谷TUTAYAでまだやってる事が判明。ゆずを誘うと日曜の午後なら良いというので観に行くことにしました。そこでネットでチケットを買おうとしたら、日曜の午後は夕方6時くらいからしか上映してない。鞄教室帰りに待ち合わせして観に行こうと思っていたのでちょっと時間が合わないかな~。で、もう一度公式HPで上映館をチェック。池袋のシネマロサでもやっていたので調べると、そっちは3時過ぎからの上映。これならなんとか良い感じ。と言うことで、初めての映画館ですが、池袋で待ち合わせて観て来ました。

シネマロサはシネコンではなく昔ながらの映画館でした。入れ替え制ではないらしく、来んでなければ2回観る事も可能みたいです。そのかわり、傾斜の緩い席なので、前に大きな人が座っちゃうとスクリーンが観にくくなってしまいます。今回はそんなに混んでなかったので、なんとか視界を遮られる事なく観る事が出来ました。

小説の方はそれぞれの登場人物が均等に告白してる感じでしたが、映画の方はやっぱり先生と少年Aに焦点を当てたお話になってます。なので、私的には少年Bとその母親の心の動きがちょっと説明不足かな?と言う気がしました。でも、小説を読んでいたからそう思っただけで、読んでいなければ気にならないのかも。ただ、映画の方は中学生の子達の残忍性が小説よりも際立っていて、「ほんとに中学生ってこんなに残酷なの?」と心配になってしまいました。ゆずに聞いても「そんなもんじゃないの」と言われるし。笑顔の裏の狂気というのかな?そう言うのがとっても怖かったです。

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
(2010/04/08)
湊 かなえ

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2010.07.24 *Sat*

鴨川ホルモー

先週の出張の新幹線の中で読もうと買った本「鴨川ホルモー」。
以前読んだ「鹿男あをによし」の作者万城目学さんのデビュー作です。
新幹線の中では疲れて眠くなり、あんまり読めなかったので先週の3連休で読了です。

鴨川ホルモー

京都を舞台にした大学生の青春小説、らしいのですが、そこはほれ、鹿男を書いた作者、一筋縄では行きません。
そもそも「ホルモー」ってなに?疑問に思いますよね。冒頭でも語り手の主人公自ら「ホルモン」ではない「ホルモー」である、と説明してますから。
「ホルモー」とは京都にある4つの大学の間で代々受け継がれているある競技の名前。主人公はひょんなことからその競技を行っているサークルの一員になってしまい、自分の意志とは関係なくその競技に巻き込まれなていきます。そしてそこには恋が有ったり友情が有ったりとまさしく青春小説なのですが、その競技が普通じゃないからお話が複雑になっています。だってその競技は「オニ」を使って行う競技だから。

本当に奇想天外で面白い小説です。ただ、途中主人公が自分の気持ちの持って行きどころに困って競技を止めたいというところで、私的にはちょっと中だるみしちゃいましたが、そこを乗り越えると、最後まで一気に読めました。主人公のうじうじさがちょっとイライラします。好きならもっと行動に出ろよ!とか女心がわかってないな~とか。そして、競技にまつわって陰陽道や4神の話、京都の神社の話なんかも色々わかるので、京都で学生したくなりました。
それにしても。1000年も続いている競技らしいけど、1000年前には大学はなかっただろうから、なんでこの競技をするのが4つの大学になったのかが不思議。
なぜその競技の名前が「ホルモー」なのかは読んでお確かめくださいね。

面白かったので映像化されないかな~と思いました。でももしかしてもうされてる?と調べてみると、すでに映画化されていたんですね~。DVDにもなってます。夏休みにでも借りて観たいです。


2010.05.03 *Mon*

鹿男あをによし

長い休みがあると本が読みたくなります。
TV雑誌を買いに行った本屋でふと目に入って来たのが「鹿男あをによし」の文庫本。
以前テレビドラマでやっていた時に見て、すっかりその世界観が好きになったしまった作品です。
その時に番組のHPからダウンロードした壁紙3種はいまでも私のパソコンのデスクトップをランダムに飾っています。

大学の研究所にいた「おれ」は「君はちょっと神経衰弱だから」としばらくの間奈良の女子校へ勤務する事をすすめられます。いやいやながらも仕方なく赴任した奈良の女子校。赴任初日から受け持ちのクラスの生徒と問題を起こしたり、なぜか人間の言葉を話す鹿に出会い「運び番」に選ばれたりと思いもよらない事に巻き込まれていく主人公。「運び番」とは何なのか、なぜ鹿が言葉を話すのか、奈良、京都、大阪と歴史的な場所を舞台に、不思議な謎解きが展開されます。
恋愛小説でもサスペンスでもなく、不思議な世界観のお話。でも歴史と謎解き、学園物の要素もあってと盛りだくさんで楽しいお話です。

ドラマでは女性教師だった「藤原君」は原作では妻子持ちの男性でしたが、言葉遣いがドラマと同じなので、私の頭の中では綾瀬はるかさんがしゃべってました。ドラマが原作にほとんど忠実に作られていたので、それ以外も大体ドラマの俳優さんが頭の中でぐるぐるしてました。ただ違ったのは、ドラマでは「藤原君」がしかと話す秘密を知って「おれ」と恋愛感情を持ったりしてましたが、そこは男性なのでありませんでした。そして、主人公はずっと「おれ」とか「先生」で名前が出て来ませんでした。ドラマの方ではあったのですけどね。なんでだろう?

びっくりしたのはあとがきを書かれていたのがドラマで学校の教頭、通称「リチャード」を演じていた児玉清さんだった事。その中で書かれていた「このお話を読んだらぜひ奈良を旅される事をお薦めします」という言葉。まさしくその通り。読み終わった時に奈良に行きたくなりました。奈良に行って物語に出てくる場所を歩いてみたい。奈良は中学校の修学旅行以来かな?あれ、大学の時の研修旅行で行ったかな?でもまだまだ子どもの私には奈良の良さは理解出来ていなかったので、歳を重ねた今、もう一度ゆっくり行ってみたいです。願っていればいつか行けるかな?


鹿男あをによし (幻冬舎文庫)鹿男あをによし (幻冬舎文庫)
(2010/04)
万城目 学

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2010.01.14 *Thu*

獣の奏者III<探求編>、IV<完結編>

NHKでやっていたアニメ版が年末に終了しました。
アニメの最後は原作にはないその後のみんなの姿がちょっとだけあって、とりあえずハッピーエンンドな感じで終わりました。
そして、お正月に22話までを一気に再放送していたのを見たら、もう続きが知りたくてしょうがなくなってしまいました。
図書館で借りようかと思ったのですが、待っている人がいっぱいな上に図書カードの期限が切れていてネットで予約出来なかったので、買ってしまいました。ハリーポッター以来のハードカバー2冊買いです。

獣の奏者

II<王獣編>の最後から11年後の世界から始まります。I、IIの内容はこちら
エリンにはなんと子どもがいます。誰と結婚したのかはなかなかはっきりしないのですが、もう彼しかいないとわかっているのでその辺はあまり考えずに読みました。

人に慣れては行けない王獣を操れるようになってしまった事から、王獣が政治に利用されるようになってしまったことや、常に兵士に監視されながら生きていかなければいけない自分や家族の運命を変えるために、真実を究明する道を選んだエリン。それがどんなに悲惨な結果を起こす事になろうとも、知らないで掟に縛られるより、真実を知ってなにがいけない事かを人々に伝える道を選びます。
エリンとその夫はいつかこの幸せが無くなってしまうかもしれない、産まれて来る子に自分達と同じ苦しみを味わわせてしまうかもしれないと思いながらも、人として子を産むという自然には逆らいたくないと自分の道を貫きます。そしてなんとか子どもが自分と同じ目に遭わないようにと心を尽くす。とても深い子への愛情が感じられます。そしてそれは自分がかつて母から受けたと同じ事だと気付くのです。母と違うのは、母は掟を守るために死を選んだけれど、自分は真実を明らかにするために生きるという事。
エリンが家族と穏やかに過ごせたのは(監視付きですが)11年。エリンと夫は「自分の人生にこの11年があって良かった」と言っています。限られた時間の幸せだと分かっているからこそ、その時間を精一杯生きる事が出来たのかもしれません。
できれば最後の結末は違った形にして欲しかったけれど、そうするしかなかったのかなとも思います。最後はその後それぞれの人がどうなったのかが描かれていたので少し救われました。

著者はIとIIで物語は完結していて続きは書く気がなかったそうなのですが、IとIIで書かれていた物語の様々な事柄の背景に、こんなに複雑な事が隠されていたのかとびっくりします。過去の悲劇が起こった理由、なぜ闘蛇を人の手で繁殖させてはいけないのか、なぜ王獣を操っては行けないのか、その全ての謎がはっきりとわかります。

その謎が分かると、あそこでエリンが闘蛇の謎を突き止めなかったらこんな結果にならなかったのに、とか、あの時、過去の真実を知るために神々の山の向こう「残された人々の谷」行って真実を知っていたらとと悔やまれます。一度は諦めたけど、その後なら時間はいっぱいあったのだからなぜ行かなかったのだろうと。

昨日読み終えたばかりでまだ気持ちが高ぶっているのでなんだか文章が支離滅裂です。
しばらくはエリンの世界に浸っていたいので、もう一度読み返したいです。

興味がある方は先週からNHKで総集編をやっているので見てみて下さいね。50話分を9話にまとめて放送するそうです。1話のお母さんとの話は終わってしまいましたが、まだまだ間に合いますよ。土曜の夕方6時25分からです。オープニングのスキマスイッチの歌もいいですよ。

獣の奏者 (3)探求編獣の奏者 (3)探求編
(2009/08/11)
上橋 菜穂子

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獣の奏者 (4)完結編獣の奏者 (4)完結編
(2009/08/11)
上橋 菜穂子

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プロフィール

Author:けいと
手縫をメインに良質な革を使い
かばんや小物を作っています。



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